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【除雪機】WADO SS1180 除雪中にオーガが脱落する修理

明日から寒波到来の予報 (つД`)ノ

 

お預かり品の整備を急ピッチで進めてます。

ワドーSS1180って機種です、ホンダのHS1180Zの兄弟 \(゜□゜)/

違いはステッカーだけです。

症状は「右のオーガが抜ける」 ( ̄□ ̄;)

 

除雪中に右オーガがハウジングのパネルを押してオーガ軸から脱落します ヽ(`Д´)ノ

このタイプでは「あるある」です。

PIT内は満杯。

オーガ2機にエンジン電装系不良のハイブリッドも。

 

この作業には機体からオーガハウジングを取り外す必要があります

時間とお金がかかる修理。

ハウジングを機体から抜き、ドリブンプーリーを外さないとオーガミッションは外れません ヽ(;´Д`)ノ

オーガをハウジングサイドプレートに固定する部分にベアリングがあります。

このベアリング、サークリップでオーガの軸端に取り付けてあります。

このサークリップが脱落するとオーガは雪の負荷で外側に押されるんです (iДi)

結果的にオーガミッションから出ている軸から脱落します。

今回の機体も右のサークリップが脱落していました。

現行機種はボルトで固定する設計になっていて強度と耐久性がUPしていてこのトラブルは起きません。

主原因は↑のベアリング (´_`。)

固着して回りません、結果的にサークリップに無理な力がかかって飛んだんですね。

 

HS1390Zシリーズはハウジング前方からこの部分に雪や異物が入りやすい構造です。

定期的にメンテナンスして下さい。

 

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