REPAIRBLOG修理ブログ

ヽ(`Д´)ノ雪がつまるぞ～ヽ(`Д´)ノ　俺のHS970～　ヽ(`Д´)ノ

PLOW上越店整備ピットです。

 

雪が詰まるってイヤですよね　(つД`)ノ

新車の時は良かったのに～って声をよく聞きます。

ベルトは交換した、ハウジングやシューター内部も塗装したし…

 

じゃー、何が原因なの？？？

って事でやってきましたこのHS970　(´＿｀｡)

 

まずはエンジン最高回転数のチェックをします。

暖機後の無負荷最高回転数の基準値は３，６００rpm

このエンジンはと言うと…　３，６８０rpm　ヽ(゜▽、゜)ノ

規定以上の回転数で頑張ってたんですね。

道理でバッテリー液がカラカラな訳ですね　Σ(ﾟдﾟ;)

 

じゃーなんで飛びが悪くなったり詰まったりすんの　ヽ(`Д´)ノヽ(`Д´)ノヽ(`Д´)ノヽ(`Д´)ノ

ってんで「アレ」の点検をします。

オーガを外すと奥にある３枚の「ハネ」　(　 ﾟ ▽ ﾟ 😉

名前は「ブロワー」

 

実は除雪機の前で回ってる「オーガ」は雪を集めるのが仕事。

飛ばす仕事はしてません、残念ながら　(￣□￣；)

 

雪を飛ばす仕事は↑のブロワーがしてるんです。

 

実は頑張ってるのに正当に評価されていない可哀そうな子です。

凄く大切なのにね…

って事で外します。

羽は３枚あるので順番に点検しましょう。

これ、分かりやすいように線を引いてみました。

真っすぐです、これが当たり前の姿。

残りの２枚を点検するとマズイ事に…　（Ｔ＿Ｔ）

曲がってます、後方に反っちゃってますね。

コレじゃー雪が逃げて上手く飛びません　ヽ(`Д´)ノ

 

この機体の投雪不良の原因はコレですね。

軽度の曲がりならアセチレンバーナで加熱して叩くと修正可能です。

これは曲がりもありますが各部が摩耗して形が変ですね。

交換が必要です。

 

機体に装着した状態で見てもそれほど変形していない様にみえますが、

取り外して見ると想像以上に曲がってる事があります。

 

あなたの除雪機、大丈夫ですか？