毎月1日はプラウの日。お買い物でポイント5倍が貯まります。さらにLINE連携で3%OFFが実現!PLOW MEMBERS登録はこちらから
月別アーカイブ
カテゴリー
ブログ内検索
【チェンソー】STIHL MS280C-BIが不調です
週末はチェンソー三昧 ヽ(゚◇゚ )ノ
本日最初はスチールMS280C-BI
始動性が悪いという事で持込み頂きました。
発生頻度はあまり高くない様で診断が難しいケース (´_`。)
現象再現性が低いと困りますね。
確認作業を行うと始動性が悪いってより中高回転時に安定性が悪いんですが…
圧縮と点火はOKなのでキャブの診断です。
キャブレターを露出させるとこんな感じです。
HD-39です。
ソレノイド付きが特徴 Σ(゚д゚;)
「インテリジェント・エンジンマネージメント」搭載って事ですね。
Mトロニックになる前のタイプ(原始的なタイプ)
やってる事はほぼ同じです。
黒い樹脂部品が電磁ソレノイドバルブ。
点火コイルに内蔵されたマイクロプロセッサが凄い速さで開閉させてます。
1秒間に30回開閉してます。
なのでHニードルはありません \(゜□゜)/
点検するとダイヤフラムはふやけてます、ファイバータイプの宿命ですね。
インテリジェントマネージメントシステムの制御を点検しましたが制御してます。
ソレノイドのパルスもオシロスコープで波形観測するとOK。
問題は↑
ソレノイドバルブが射出成型時のパーティションに沿って割れてます。
キャブレター内部パーツの交換を行うよりアッセンブリー交換が費用的に安くすむのでキャブレター交換ですね。
修理動画のご案内
「修理ブログ」を発展させた、高度な「修理動画」を”Youtube プラウチャンネル”で展開中です。ご自身で修理を行いたい、機械の内部構造を知りたいなど、多くのご要望に対し「修理動画」と言う形でお応えしたいと思います。
◎「修理動画」一覧ページはこちらから。