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【過去記事】ホンダ乗用芝刈機H3013Hエンジンかかると全開になる。サイドブレーキが効かない他修理完了

プラウ長岡店の柳です。

三条市のルレクチェ農家さんからの修理依頼です。ルレクチェの落ち葉を回収する重労働を軽減するために中古のホンダ乗用芝刈機を購入したが調子が良くないそうです。

ホンダH3013Hは販売終了して現在は中古品しか購入できません。当店では長岡市内で栗を栽培しているお客様に新品を販売いたしました。

お客様の御要望は

1、エンジンかかると全開のままスロットルレバーを動かしても変わらない。全開固定状態。チョーク位置でエンジンかかるがチョークになっていない。

2、サイドブレーキが効かない。

3、シフトレバーがニュートラル位置でも前進する。

4、カッターデッキのタイヤがグラグラする。

5、シートから立ち上がるとエンジン停止する安全装置の配線修理

点検する前に洗車して汚れを落とします。

カッターデッキの裏側です。落ち葉の塊がくっついています。

芝刈機ですが落ち葉を集める作業用に使っているので予想していましたが凄いです。

濡れた芝や落ち葉は水分が多いので塊になりやすく刈刃駆動Vベルトに負荷がかかり切れやすくなりますのでご注意ください。

高圧洗浄機できれいサッパリ洗浄しました。

ツインブレード、ローラー交換しました。

エンジンが常にフルスロットル状態の原因はいくつかあります。

1、スロットルケーブルの固着

2、キャブレタースロットルバルブの固着

3、ガバナーウエイトの動作不良

この機体の故障原因は1、スロットルケーブルの固着でした。ケーブル交換はスロットルレバー付近の取り回しが複雑でした。

燃料タンク脱着するのでタンク内部清掃、燃料フィルターも清掃しました。

スロットルケーブル、キャブレターを調整してアイドリング回転数1,750rpmで安定しました。

最高回転数は3,300+0-100rpmに調整します。

シート下に付いている安全装置の配線修理も完了しました。

シフトレバーのロッドを調整してニュートラル位置で止まるようにしました。

サイドブレーキ効かないので点検するとブレーキシューが摩耗しているので交換します。

通常ならリヤタイヤを外して作業しますが錆ついて固着しているので狭い隙間に工具を入れてブレーキカバーを外しました。

ブレーキシューは剥がれ落ちていました。

HSTオイル交換してエアー抜きをします。

刈刃ベルト交換します。

ホンダH3013Hのエンジンは小型ハイブリッド除雪機HSS1170iと同じGXV390を搭載しています。

カッターデッキを取り付けて動作確認します。

塗装の色褪せや錆が気になるのでホンダ除雪機塗料で再塗装しました。

全ての点検整備が終わり再度動作確認して修理完了しました。

ホンダ乗用芝刈機はメーカーから再販売する計画があるそうです。ルレクチェ農家様もう少し新型が発表するまでお待ちください。

読者の皆様へ

いつも修理ブログをご愛読いただきありがとうございます。皆様にはその機械をより安全に、より快適にご使用いただくためにブログ執筆者も励んでいます。もし、同じ症状が見受けられた場合は「修理依頼/見積依頼」ページよりお問い合わせください。折り返し、プラウよりご連絡いたします。
◎「修理依頼/見積依頼」ページ https://plow-power.com/contact/repair/