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【過去記事】STIHL MS290のリコイルが引けません

スチールのチェンソーMS290のトラブル ヽ(゚◇゚ )ノ

現象は「急にリコイルが引けなくなる」 ヽ(`Д´)ノ

特に暖機後。

 

冷めると普通に引けてエンジンも始動します。

 

他のスタッフにも試してもらいましたが、見事に「洗礼」を受けました\(^o^)/

 

エルゴ無しの大排気量機なんでそもそも軽くはないですが、現象が出ると「引けません」 (つД`)ノ

確かに…

状況的に「ケッチン」が発生してますな。

 

ですが、基本的な部分は必ずチェックし診断を進めます。

 

これ、並行輸入では有りません。

海外から移住してきたユーザーが日本へ持ってきた品です。

最近多いんです、外国人の方からの依頼 (ノ´▽`)ノ

バーもカッコイイね。

 

リコイルユニット内部の異物混入は無し。

フライホイールも正常。

クラッチも問題無し。

 

って事は点火コイルですね (´_`。)

試しにプラグコードを外して引いてみると引けますが、

プラグコードを付けると全然引けません(-.-;)

 

点火コイルにはエンジン制御を行う電子基板が内蔵されてます。

主に点火時期のコントロールを行いますが、ココがトラブルとこんな症状が出ます。

 

どうも温まったときの点火タイミングがおかしいようです。

 

刈払機でもコイル不良でエンジン不調がありましたが、

始動に適した点火時期じゃないとダメなんです。

 

 

今回は点火コイル交換で2万円オーバーの修理となります。

 

 

 

 

 

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