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【過去記事】ハスクバーナ チェンソー 445e オイルポンプ交換

ハスクバーナが入庫 ヽ(゚◇゚ )ノ

 

445eです。

ソーチェーンの交換でご来店でしたが、チェーンを見ると完全なオイル切れ Σ(゚д゚;)

オイルポンプがダウンしてますね。

特殊工具を使ってクラッチをとりはずします。

その奥にポンプがあります。

ポンプが露出 ヽ(゜▽、゜)ノ

なんだかかなりヤバいですね。

金属製のピニオンが削れてます (つД`)ノ

左が新品のウォーム右は溶けてますね。

 

この機種のウォームはプラスチック部品にカットしたスプリングを嵌めてギヤの役目をさせてます。

安く造る為の工夫ですかね、上級機種では違う造りになってるんですが。

 

ポンプピニオンが削れたのはこのウォームがロックしたのが原因です。

これ新品部品です。

クランクシャフトと接する穴部はプラスチックの穴 (´□`。)

 

実はこれ、ゼノアの昔のポンプと同じ。

ゼノアは途中で真鍮ブッシュを挿入したタイプに変更になりました*↑の様に

旧機種もこの金属ブッシュ入りに部品変更になってます。

 

このタイプになってからは多発したポンプトラブルもほとんど無くなったんで、本来こうあるべきなんでしょうね。

 

上がトラブルを起こしたポンプ。

下が新品のポンプ、綺麗ですね。

機体に装着して各部の復元を行い完成です。

 

ちゃんとオイルの出るチェンソーになりました。

 

チェンオイルが出ない状態で使っているとガイドバーが焼き付きを起こして摩耗し、ガイドバー交換になると修理代が高くつきますよ。

ちゃんと作業前にはチェンオイルが出ているかを確認してくださいね。

 

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