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【過去記事】2サイクルエンジン設計の理想形

エンジンマニアの私的に大好きなエンジンがあります ヽ(゚◇゚ )ノ

コレです。

ホームセンターなどで売ってる廉価チェンソーのエンジン

エコーGC33タナカのPMS305とか日立のチェンソーにも載ってるスタンダードなOEMエンジン。

 

↑の写真みて「ニヤっ」とした人はマニアかも (ノ´▽`)ノ

キャブの位置に秘密があります。

これ、クランクケース・リードバルブ式なんです \(゜□゜)/

 

80年代バイクブーム世代リードバブルエンジンこそ最高って記憶があるはず (ノ゚ο゚)ノ

リードバルブをカーボンやファイバー製に替えるなんて改造して喜んでました (-_-メ

高性能2ストエンジンは例外なくクランクケースリードバルブでした、TZRNSRが代表的。

普通の2サイクルエンジンはシリンダー壁の穴をピストンが開閉する事でクランクケースに吸気しますが、↑のタイプのエンジンはキャブからダイレクトにクランクケースに吸気します。

 

なのでキャブとマニホールドを外すとクランクシャフトが丸見えです。

これはSTIHL017のエンジン。

*現行機種MS170も同じ

シリンダーの右に吸気マニホールド、左にマフラーが付いてます。

 

このタイプ、吸気タイミングはシリンダー壁の穴とピストン位置の変化で行う、「ピストンバルブ式

吸気性能を追求すると厳しい構造ですがシンプルが取り柄 ヽ(゚◇゚ )ノ

別の意味で究極の構造ですね「しんぷる」 (ノ´▽`)ノ

レーシングカートのKT100なんかもこの構造でした。

 

ホームセンターの廉価チェンソーに2サイクルエンジンの理想形が隠されてるって面白い ヽ(゚◇゚ )ノ

コレクションにしたくなります。

 

 

 

 

 

 

 

 

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