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【過去記事】STIHL チェンソー 021 エンジン不調です

早朝から怒涛の出張修理ラッシュが落ち着きチェンソーに着手 ヽ(゚◇゚ )ノ

 

STIHL 021です。

症状は「始動後徐々に回転数が低下してエンジンが止まる」 ヽ(`Д´)ノ

冷気始動直後はいいんですが温まるとNG。

 

いただき物との事で現在のユーザーも詳細な履歴は不明。

 

回転上昇もおかしいのでキャブを分解点検します。

ZAMAではなく、WTが付いてます。

ファイバー系のポンプダイヤフラムはふやけて「グニャグニャ」(´_`。)

メタリングは「パリパリ」ですね。

 

キャブをオーバーホール、調整作業をして負荷テストっ、と思ったら回転ダウン↓ ヽ(`Д´)ノ

ダメじゃん」…

回してるうちは絶好調になったんですが…

 

怪しいね~、面白いね~って事で「アレ」を点検します。

マフラーを外して、排気口を特殊工具でシーリング。

キャブも取り外してアダプターを装着。

バキュームゲージでエンジン内部を負圧にして漏れが無いかチェックです。

 

ん~、あっという間に針がゼロ点に戻って行く (つД`)ノ

ダメですね。

 

やっぱりエンジン本体に問題があったんですね。

推定原因はいくつかあります。

①インマニのゴム劣化

②インパルスホースの劣化

③クランクシールの劣化

④ケーススカート合わせ部のシール劣化

 

さ~、どれでしょう?

 

点検にはかなりの分解が伴います、技術料かかるんですが…

 

新品のMS230の価格が¥34,800!

 

021を修理してソーチェーンやその他の消耗品を交換したら新品のMS230の価格と大差ない金額 Σ(゚д゚;)

おまけに40ccにアップデートできますね。

 

修理屋泣かせのコストパフォーマンス、困ったもんです。

ユーザーと相談です。

 

 

 

 

 

 

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