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【過去記事】ホンダハイブリッド除雪機HSM1180iをHSM1380i化します!

常連様から馬力が足りなくて雪が飛ばないとのご用命で

ホンダハイブリッド除雪機HSM1180iのエンジンを13馬力化中 (ノ゚ο゚)ノ

 

 

HSM1180iのエンジンはGX340337cc。

そのエンジンを389ccにするんです、52ccアップ。

11馬力→13馬力化ですね ヽ(゜▽、゜)ノ

 

バラバラのエンジンパーツに囲まれてると複雑な気持ちになります。

昔は幸せを感じたもんですが

空いた時間に少しづつ進行していきます。

 

HSM1180iのエンジンをGX390化中 (ノ´▽`)ノ

腰下完成 ヽ(゚◇゚ )ノ

HSM1180iのGX340エンジンとGX390は兄弟。

排気量が違っても共通のパーツが多いんです。

部品表を眺めてると「へ~っ」てのが多々。

 

 

バラバラの状態からここまで20分くらい。

実はサービスマニュアルの締付けトルク値が誤記だらけ

書いてある数字だけを信じちゃダメです。

サービスマニュアルも、追補(改訂)版とかもあるので
ちゃんと確認しないとダメなんです。

 

新品のヘッドガスケットを載せました。

なんか綺麗です。

これが燃焼室。

カーボン落としてからバルブを組み付けます。

ラッピングもしました。

まだロッカーアームは組んでない状態。

ブロックに付けてからの方が作業は楽 (ノ゚ο゚)ノ

ヘッド乗っけてからロッカーやプッシュロッドの取付。

クランクを10回転位回し、バルブに馴染みが出たらクリアランス調整をします。

IN:0.15mm EX:0.20mm(冷機)が基準値

 

除雪機は寒冷地で使用する機械なのでバルブクリアランスが狭すぎると始動困難になります。

真夏に調整する場合はクリアランス値を若干広めにした方がイイですね。

*真冬の早朝に調整するのがいいんですが、寒くてイヤ (-_-メ

 

 

次は、機体からGX340を取り外して使えるパーツを組み上げます。

いきなりですが!「エンジン取り外しタイムアタック」 ( ̄□ ̄;)!!

エンジン取り外しに必要な作業は↓

①バッテリーマイナス端子取り外し(ショート防止です)

②ボディーカバー取り外し

③配線コネクター取り外し(スターターS端子、コイル一次線など)

④電磁クラッチ取り外し

⑤ベルト取り外し

⑥スロットル、クラッチワイヤー取り外し

以上

普通にやって15分くらいの作業時間ですね。

って事で超ハイスピードで作業しました。

記録は「7分42秒」 (´□`。)

目標の7分切りは出来ませんでした…

次回がんばります ヽ(゚◇゚ )ノ

 

この後、準備したGX390エンジンに今回降ろしたGX340エンジンのタンクやスターターモーターや周辺パーツを移植します。

 

 

エンジン周辺パーツの移植中の左GX390、右GX340 ヽ(゚◇゚ )ノ

エンジン本体が組上がれば残りの作業は簡単ですね。

夕方から一気に仕上げをしました。

エンジン絶好調 (ノ´▽`)ノ(ノ´▽`)ノ

 

 

 

 

 

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