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【過去記事】ホンダ除雪機 HS655のオイル漏れ
季節は夏ですが猛暑の整備工場で除雪機修理してます (-。-;)
今回の患者はホンダ小型除雪機HS655。
現象は「車庫がオイルだらけ、除雪機下にオイルの池が出来る ヽ(`Д´)ノ 」
*今回の機体はオイルでドロドロ、洗ってからチェックです。
クローラースプロケットを回します。
一見問題無い様なシールですが指で押すとオイルが漏れてきます \(゜□゜)/
原因はシールの様です。
このシール、普通のオイルシールでは無くウォーターシールってタイプのシールなんです。
一般的なシールは「リップ」っていう突起で軸面に接してるんですが、このシールは面で接してます。
簡単に言うとシールが二層になってます。
コンバインとかバックホーなんかの軸シールと同じですね。
念の為クラッチ軸からの漏れもチェックしましたが問題無し (ノ゚ο゚)ノ
↑の丸いのがクラッチ。
DUCATIなんかと同じ「乾式多板式」、オイルに浸かって無いタイプです。
(ドカも最近は湿式になりましたが… )
シール交換したらミッションオイルを注入しますが、入れる口はココ ( ̄□ ̄;)!!
どうやって入れろって言うんですか… \(*`∧´)/
文句言っても仕方無いんで↓の方法で行きます。
こうやって後ろを持ち上げてドレンから入れるんです。
オイルは10W-30を2リットル入れます。
#90じゃなくてエンジンオイルが指定なんです。
HS655の駆動軸は漏れる不具合が多いんです (´_`。)
ヤダな。
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