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STIHLの刈り払い機 FS310 整備です。
暖かくなってチェンソーや刈り払い機の修理が急増 (ノ´▽`)ノ
今回はSTIHLの刈り払い機FS310が入庫中。
この機種、燃料は混合油ですがエンジンの構造は4サイクル Σ(゚д゚;)
STIHL「4ミックス・エンジン」ってタイプです。
排気ガス規制が厳しくなる中増えてますね、この構造。
こうやって見るとホンダの刈り払いそっくりですが、潤滑システムの理論が全く違います。
ホンダは4サイクルエンジンオイルを注入、エンジン内で霧状にして各部を潤滑する凝った構造。
STIHLは2サイクル混合用オイルをガソリンに混ぜるスタンダードな混合油で潤滑する構造。
じゃー、なんで自動車やバイクみたいな普通の4サイクルエンジンじゃダメなの?ってよく聞かれます (ノ゚ο゚)ノ
答えは簡単 \(゜□゜)/
普通の4サイクルエンジンはオイルが一番底に溜まっていて、そのオイルをポンプで吸い上げてエンジン各部を潤滑する構造。
刈り払い機みたいに作業時、エンジンが傾いたり逆さまになる製品だとオイルの吸入口が上になった時、オイルが吸えなくなります ( ゚ ▽ ゚ 😉
なので「傾く機械」には特殊な潤滑システムが必要です。
普通のエンジンを積んだ芝刈り機を傾斜地で使うのは当然NG ヽ(`Д´)ノ
理由は↑で説明した通りです。
傾くと潤滑が正しく行われませんよ。
くれぐれも注意して下さいね。
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