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【過去記事】ハイブリッド・刈り払い機 ゼノア「BC2350Hb」

刈り払い機の季節がもうすぐソコまで来てます \(゜□゜)/

 

今回はゼノアハイブリッド刈り払い機が入庫。


刈り払い機の何がハイブリッドなの?

って思った方にお答えします。

スターターモーターで始動します」 ( ̄□ ̄;)!!

 

それだけでハイブリッド??????って言ってはいけません。

昔は凄かったんです、たぶん。


なんと!、リコイルがありません

バッテリー上がったらお終いです (  ゚ ▽ ゚ 😉

*後にエマージェンシーキットって簡易リコイルスターターが用意されましたがホントに簡易装置。

 

今回のご依頼は始動困難

 

確認すると、「限りなく困難」「極めて困難」「究極に困難」です ヽ(`Д´)ノ

 

初爆するまでにバッテリーがダウン

一晩充電して何とか始動、でも吹け上がりません(-_-メ

 

キャブですね。

で、分解します。


予想外に綺麗 ∑ヾ( ̄0 ̄;ノ


でも、ダイヤフラム石の様にカチカチに硬化してます。

ポンプダイヤフラムはふやけて伸びた状態で硬化。

 

ロケットみたいなのはチョークのニードル。

電線が出てる箱はチョークソレノイド。

そうです、オートチョーク装備なんです \(゜□゜)/


キャブレターをオーバーホールして始動確認をすると気持ちイイくらい吹けます。

でもアイドリング領域でグズグズ

もう一回吹かしてアイドルにすると「アレッ」何とも無いよ。

でもたまにグズグズ。

 

ヤツのしわざだね」って事で分解。

 


そうです、クラッチ (ノ゚ο゚)ノ

遠心クラッチですが完全に閉じません (`Δ´)

 

イイ時と悪い時があったのはクラッチの気まぐれだったんですね。

 

 

チップソーが回転しないくらい緩くクラッチミートしてたんです。

 

これがアイドル不安定の原因です。


今回はフライホイールとクラッチをセットで交換

スムーズな作動になりました。

 

アイドルも超安定 (ノ´▽`)ノ

 

 

クラッチもエンジン不調の原因になるんです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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