REPAIRBLOG修理ブログ

NEW STORE

毎月1日はプラウの日。お買い物でポイント5倍が貯まります。さらにLINE連携で3%OFFが実現!詳細案内  会員登録ページプラウ会員登録の詳しいご案内プラウ会員登録ページ

月別アーカイブ

カテゴリー

ブログ内検索

【過去記事】STIHLの4-MIX刈り払い機 整備です。

暖かくなってチェンソーや刈り払い機の修理が急増 (ノ´▽`)ノ

 

今回はSTIHLの刈り払い機FS310が入庫中。


この機種、燃料は混合油ですがエンジンの構造は4サイクル Σ(゚д゚;)

 

STIHL4ミックス・エンジン」ってタイプです。

 

排気ガス規制が厳しくなる中増えてますね、この構造。

こうやって見るとホンダの刈り払いそっくりですが、潤滑システムの理論が全く違います。

 

ホンダ4サイクルエンジンオイル注入エンジン内で霧状にして各部を潤滑する凝った構造。

 

STIHL2サイクル混合用オイルをガソリンに混ぜるスタンダードな混合油で潤滑する構造。


じゃー、なんで自動車やバイクみたいな普通の4サイクルエンジンじゃダメなの?ってよく聞かれます (ノ゚ο゚)ノ

 

答えは簡単 \(゜□゜)/

 

普通の4サイクルエンジンはオイルが一番底に溜まっていて、そのオイルをポンプで吸い上げてエンジン各部を潤滑する構造。

刈り払い機みたいに作業時、エンジンが傾いたり逆さまになる製品だとオイルの吸入口が上になった時、オイルが吸えなくなります (  ゚ ▽ ゚ 😉

 

なので「傾く機械」には特殊な潤滑システムが必要です。

 

普通のエンジンを積んだ芝刈り機傾斜地で使うのは当然NG ヽ(`Д´)ノ

理由は↑で説明した通りです。

傾くと潤滑が正しく行われませんよ。

 

くれぐれも注意して下さいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

修理動画のご案内

「修理ブログ」を発展させた、高度な「修理動画」を”Youtube プラウチャンネル”で展開中です。ご自身で修理を行いたい、機械の内部構造を知りたいなど、多くのご要望に対し「修理動画」と言う形でお応えしたいと思います。
「修理動画」一覧ページはこちらから。