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【過去記事】ホンダHS970系のシューターモーター不動
今回も一般の方からのご質問にお答えします。
お題「ホンダHS970のシューターモーターって何でダメになるの?」 (ノ゚ο゚)ノ
古くなったHS970でシューターが旋回しないトラブルが結構あります ∑(゚Д゚)
ある日突然シューターが左右に動かなくなるんです。
不思議と投雪モーターは壊れません ( ̄□ ̄;)!!
でも、原因はちゃんとあるんです。
ゴチャゴチャしてますがこの中にモーターが二つあります。
シュータ旋回と投雪距離用が。
で、お題の「シューター旋回モーター」の位置を分かりやすくするために分解後、あるべき位置に置いてみました。
ピニオン軸が上を向いてるんです ∑ヾ( ̄0 ̄;ノ
水が掛からなければいいんですが。
写真見るとドレーンホースが付いてます。
でもモータ最上部、水が入ってもホースから出てくるときには内部は水没してますよね。
分解すると水が「ダ~」っと出てきます ヽ(`Д´)ノ
出てくるって事はこのモーターの位置では「入っちゃう」んですね。
このカバーにドレンホースがあれば水が抜けるのに…
このモーター「36110-766-003」は部品価格1万円超え ( ̄□ ̄;)
交換するかチョッと考えちゃいますよね。
今回はせっかくなのでモーター修理をしました。
丸い部分の奥にプラスチックのギヤがあるので溶剤系はダメです。
泥状の汚れが侵入してるので丁寧に洗いエアブローして十分乾燥させます。
*エアブロー時、ブラシのカーボン部に小さなスプリングが2個あります。
無くさないで下さい。
パッキンが弱ってるので液状ガスケットを塗布して組立ました。
上を向くピニオン軸には防水の為にグリスをたっぷり塗布 (ノ゚ο゚)ノ
たっぷりグリスを塗って大丈夫です。
ッて言うか、沢山塗布して下さい。
無事復活モーター、快調に旋回します (ノ゚ο゚)ノ
定期点検時はこの部分にグリスを塗布して下さい。
そうすればモーターの寿命も延びますよ。
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