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【過去記事】機械の使いっぱなしはトラブルの原因です
米の収穫も終わり、農機具の格納整備が入庫します。
手入れのイイ人、良くない人で機械の寿命が大きく変わります。
今回の患者はクボタ二面刈機「GC602」。
水田の畔草を刈る便利な機械ですが、調子が絶不調です。
2年間ノーメンテナンス ((((((ノ゚⊿゚)ノ
チョークを引かなくてもエンジンが始動します、もちろん始動困難。
(チョークを引くとかかりません)
始動後、マフラーから青白い煙が出ますΣ(゚д゚;)
状況からエアクリーナーの詰まりが予想出来ます。
乾式タイプのはずなんですが、ドロドロした汚れで完全に詰まってます。
エンジンが回るのが不思議なくらいに。
交換後、始動性良好、煙も出なくなりました。
エアクリーナーが詰まったせいでベンチュリー負圧が高くなり、チョークと同じ現象になったようです。
煙はエアクリーナーケースのエンジン側で負圧が高まり、ブローバイホースからオイル飛沫を吸入したのが原因でしょう。
以前にオイル吸入でウオーターハンマーをおこしてブローした事がありました。
チョッとした点検で防げるんですが。
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