REPAIRBLOG修理ブログ

NEW STORE

毎月1日はプラウの日。お買い物でポイント5倍が貯まります。さらにLINE連携で3%OFFが実現!詳細案内  会員登録ページプラウ会員登録の詳しいご案内プラウ会員登録ページ

月別アーカイブ

カテゴリー

ブログ内検索

【過去記事】ホンダ HSM1380i ハイブリッド除雪機 点検パック


ホンダHSM1380iハイブリッド除雪機の点検パック作業をしています。

イタリアンレストランの駐車場除雪で2シーズン使用した機体です。
舗装された駐車場と未舗装(砂利)の駐車場で20台くらいのスペースです。

外でカバーをかけての保管だと塗装が剥げた所が錆びてしまっています。
オーガミッションオイルはご覧のように汚れているので交換します。

シューターを外してみるとグリスが乾いています。
この状態ではスムーズにシューターが左右に動きません。

シューターを下側から挟み込むこのプレートもグリスが乾いています。
潤滑性がなくなると金属同士がこすれて摩耗や異音が出ます。

オーガベルトの張り調整はテンショナースプリングの長さを
158~162mmに調整します。

オーガクラッチのON,OFFはこのマグネットクラッチで行っています。
クラッチ隙間の基準値は0.3~0.6mmです。
当社では0.5mmに調整しています。ナットの内側に3箇所調整する穴があります。
調整値が異常の場合はスイッチOFF時「キィーーーーッ」と
いやな音が出ます。

オーガの錆取り、脱脂、ホンダ純正除雪機塗料黒で塗装します。
オーガの刃が摩耗していますがあと1シーズン後に交換した方がいいでしょう。

ブロアのシャーボルトを外して錆がひどいところは#120のサンドペーパーで磨きます。
脱脂後、新聞紙でマスキングします。細かいところは筆で塗装しました。

塗装が乾くまでシューターを取り付けます。左右スライドする部分に古いグリスを拭き取り、新しいグリスを塗布して取り付けます。

真っ黒だったこのプレートにも新しいグリスを塗ります。

プライマー(下地処理剤)の白を塗ってから
ホンダ除雪機純正赤で塗装します。鮮やかな赤になります。

修理動画のご案内

「修理ブログ」を発展させた、高度な「修理動画」を”Youtube プラウチャンネル”で展開中です。ご自身で修理を行いたい、機械の内部構造を知りたいなど、多くのご要望に対し「修理動画」と言う形でお応えしたいと思います。
「修理動画」一覧ページはこちらから。