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【過去記事】除雪機を長く使うためのコツ 定期的な分解整備が重要です

除雪機の点検依頼が増えてきました、涼しくなると急に増えます。

 

今回の機種はホンダ小型除雪機「HSS760n」

コンパクトでお手頃価格で人気の機種です。


HSS760nの点検整備ではオーガ部分を本体より取り外します。

 

理由は↓


軸が油切れで錆サビの状態なんです((((((ノ゚⊿゚)ノ

 

特に、ブロワー軸は新品時にはグリスが塗ってありませんΣ(゚д゚;)

オーガ軸にはグリスが少量塗ってありますが、3年でご覧の通り。

 

そうなんです、メーカーの組立工場ではブロワー軸にグリスは塗ってないんです 三( ゚Д゚)

ブッシュが入ってるから「要らない」って考えでしょうか????

 

でも明らかに錆付き、摩耗しています。

異音もでるわけです。

 

新品時に分解してグリスアップをすると飛躍的に寿命が延びますね。

自分の機械なら新品時に全分解してグリスアップしてから使いたいな。

 


見逃しがちなのが「ハウジングガード」通称スクレーパーとか呼ばれてる部品。

鉄製の黒い帯ですね。

 

この機体、ぱっと見はそれほど摩耗していないようですが…

 

裏返すと( ̄□ ̄;)


減り過ぎて、オーガハウジングが「ガリガリ」に削れてます。

コレ、部品だけで5万円Σ(゚д゚;)

 

削れ過ぎてめくれ上がってますよね。


結構酷い状態ですヽ(;´Д`)ノ

 

スキッド・オーガ(ソリ)の摩耗を見逃して調整を怠った事が主原因ですが、

毎年点検を行ってればここまで酷くはならないんですが。

 

そして、コレもありがちなトラブル。


シャーボルト穴が長穴になちゃってます (;´Д`)ノ

 

今回は溶接で穴を埋め、新しく丸い穴をあけ直します。

 

部品交換すると、左右で¥26,000程(交換技術料別)

 

実はこの「長穴」になるとシャーボルトが折れまくります(ノ゚ο゚)ノ

 

 

やたらボルトが折れるって人はここを見て下さい。

 

たぶん長穴になってます。

 

1年目や2年目の機械でも遅くはありません。

 

分解整備で寿命を延ばせます。

 

 

 

 

 

 

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