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【過去記事】ハスク チェンソー 440eの再始動性 エンジン始動時の儀式

ハスクバーナーのチェンソー「440e」の再始動性が悪くてヤダヽ(`Д´)ノ

ッと相談されました。

 

「伐倒作業後、エンジンが温まっているとエンジンなかなかかからない…」

とのご相談。


コレが今回の患者、440eです。

ゼノアGZ3800の色違いとか、悪く言う人もいますががあってイイ機械です。

 

今回は各部整備と点火コイルも交換しました。

 

じつはハスクバーナーの始動には「儀式」があり、テキトウかけようとするとエンジンがかからないなんて事が起きます。

エンジンカバーにはシッカリと掛け方が図解入りで書いてあります。

 

Warm engin=ってのが暖機後のエンジン始動手順

 

 

暖機始動には、③に×印しがあります

 

 

実は取扱説明書にも詳細な記載はないんです(ノ゚ο゚)ノ

 

(取り説の絵は違う絵文字になってる)

絵を見てかけろって事なんでしょうかね?

まあ~、これなら宇宙人でも始動できそうですがヽ(゚◇゚ )ノ

 

実は①と④がミソ

 

 

①の操作は「チョーク作動」なんですが暖機時は紐を引かずに④下に下げろって指示になってます。

 

 

じゃーなんで①の操作が必要なんでしょう ( ̄_ ̄ i)

 

 

答えは下の写真にあります。

 


左の青い矢印は何もしてない状態のアクセルリンク。

右の赤い矢印は①の操作後に④の操作をした状態。

 

そうなんです、チョークマークの赤いレバーを「上げて下げる」とスロットルバルブが半開きで固定されるんです。

 

 

スロットルバルブが開いた状態で始動するわけです。

 

 

あの絵文字は暖機後はコレをしなさいと言う意味だったんです。

 

 


ちなみにこれはSTIHL MS170Cのスイッチ部。

 

 

STIHLはスロットルを握ってこのスイッチを一番下に下げ、紐を引いて初爆が来たら青矢印の所にスイッチを合わせ、再度紐を引きます。

 

 

このマークを見て、半チョークと言う人もいますが実はこの位置ではチョークはすでに開いてます Σ(゚д゚;)

 

 

そう、スロットルバルブだけが半開きになってます

 

 

だからエンジンが掛かると回転が「グワっーん」と吹け上がるんです。

 

 

これもSTIHLの「儀式」ですねヽ(゚◇゚ )ノ

 

 

各メーカーごとに色々と決まり事がありから面倒クサイですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

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