REPAIRBLOG修理ブログ

ここ最近、モンパル「ML２００」の後続距離が極端に短くなる不具合が続きました。

 

満充電しても走行後、すぐにメーターのバッテリー残量表示灯が消えて行きます。

 

メーターパネルには４つのランプで残量を表示します。

 

これが走行してすぐに、一個、また一個と消えていきます　Σ(ﾟдﾟ;)

 

 

家に帰れるか心配になりますよね。

 

 

でも、高度な電装系を搭載したモンパル。

 

 

実は、バッテリーだけが原因とは限りません。

 

 

必ずコンピューターシステムのチェックが必要です。

 

＊バッテリー交換後は必ずECUにバッテリー残量を読み込ませる作業が必要、これやらないと正常な残量を表示できません。

 

で、Dr.Hで診断します。

 

各センサーの生データや過去の故障履歴のほかにも、総走行距離や充電回数などもチェックできます。

 

今回の機体の走行距離は「３４２Km」。

 

実はモンパルとしては少ない値です、あまり乗ってないのが分かります。

７年前に販売しているので、年間４９Kmくらい。

（５，０００Km走ってる機体も結構あります）

 

でも、バッテリーは劣化する部品です。

 

 

じつは、バッテリーが劣化すると自己診断で「充電関連故障」と表示される事が有ります。

 

でも、焦って充電ユニットを交換してはダメです　((((((ﾉﾟ⊿ﾟ)ﾉ

 

まずはバッテリーを交換して下さい、バッテリーが正常でないと正しい診断はできません。

 

ハイブリッド除雪機でも同じ事です。

 

今回はバッテリー交換で完治しました。

 

 

＊＊雷が鳴ってる時は充電をやめて、コンセントを抜いて下さい。

 

　　　　　モンパルが壊れる危険性が有ります。

　　　

結構デリケートなんです。