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【過去記事】気温が下がると除雪機の修理が増えます ホンダ除雪機HS2411Z始動不能

毎年この時期になると急に除雪機のメンテナンス依頼が増えます。

 

「エンジンがかからない」とか「変な音がする」とか色々な修理依頼があります。

 

 

今回の依頼は「たまにエンジンが止まってかからなくなる」というご依頼。

 

機種はホンダのガソリンエンジン搭載 HS2411Z「スノーファイター」!

 

エンストの故障診断はエンジン本体~電装まで不具合原因が多岐にわたり特定に時間がかかります。

 

特に「たまに止まる」ような再現性の乏しい現象はたいへんです。

ホンダウォークの修理ブログ

今回は不具合発生時、点火火花は出るが始動不能。

 

そういえば、以前にもこの機種で同じようなトラブル体験があったような ∑(-x-;)

 

 

持ち主曰く、「★☆輪店で見てもらったが治らん」そうな。

 

キャブレターは分解整備済みとの事。

 

じゃー、ってことでアノ部品をチェックしたら案の定。

 

 

「オイルレベルゲージ」が抜けかかっていて、緩々スポスポの状態。

 

押し込んでエンジン始動すると快調(*^ー^)ノ 抜くとエンジンが不調になって止まる。

 

そうなんです、初期のスノーファイターシリーズはエンジン内の圧力変動を利用した負圧式燃料ポンプでキャブにガソリンを送っています。

 

「オイルレベルゲージ」が抜けたり、差し込みのゴムがダメになるとクランクケース内の圧力変動が不足してポンプが作動しなくなるんです。

結果、キャブにガソリンが行かなくてエンジンが止まります。

 

途中から電磁ポンプ式に変更になってるんで、オイルエレメント近くに電磁ポンプが付いてる機体は大丈夫!

 

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どうってことない無い部品の様ですが、劣化して不具合の元になるんです。

定期点検時は是非交換してください。

 

ちなみに部品番号は 「15655-ZJ1-851」です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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