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ヤンマーYSR1530 WADO SE151Dシフトレバーを保持できない、故障診断

PLOW長岡店の柳です。ヤンマーYSR1530 WADO SE151D点検入庫しました。他店で中古機を購入したそうです。購入した時から走行クラッチレバーを握ってシフトレバーを前進・後進しても勝手にニュートラル位置に戻ってしまう症状です。非常に使いにくい状態のまま何年も使っていたそうです。挟まれ事故防止の安全装置が常に作動していると思います。

初めての現象なので何が原因か凄く気になります。お客様の一番修理して欲しい箇所はオーガミッションオーバーホールです。ガタが大きくなっています。

走行クラッチレバーを握るとアームが左側に引っ張るストロークが短くてシフトレバーが保持できないことが分かりました。

安全装置の調整箇所があるので位置を調整してみましたが変化なし、前の写真のアームに調整箇所があるのでアームを短くしてストローク量が大きくなるようにすると

正常にシフトレバーを保持できるようになりました。走行クラッチレバーを離すとニュートラル位置に戻ります。また後進時に安全装置レバーを押すとニュートラル位置に戻ります。修理完了です。
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