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STIHL 028AV SUPER エンジンかからない、故障診断

PLOW長岡店の柳です。先日STIHL 028AVEQの見積もりしたお客様から実はもう1台持っていて、どちらか程度が良い方を修理して欲しいという依頼で028AV SUPERを持ち込みされました。028AV SUPERは1986年から製造されたので38年前のチェンソーです。

燃料入れっぱなしだったので抜き替えると正常にエンジンかかりました。排気量は028AVが43.0cm3に対して028AV SUPERは52.0cm3もあります。

チェンオイル吐出確認しました。オイルポンプは正常です。

エンジンは正常にかかりましたがマニホールドとインパルスホースに赤いテープが巻きつけられています。応急処置したようですが交換をお勧めします。

マニホールドを交換するにはエンジンとタンクハウジングを分離する必要があります。

少し離れてみると歪んでいます。歪んでいる原因はフロントハンドルの右側(エアークリーナーの右側)が曲がっているからでした。

その他アニュラバッファ(防振ゴム)にひび割れあります。

圧縮圧力を点検すると1,000Kpaでした。028AVEQ(870Kpa)よりも圧縮が高いのでこの機体を復活させようと思います。

マフラーを外してピストンを点検すると縦傷なし排気口もキレイです。

シリンダーの吸気側にも縦傷なし、他にも異常個所がないか点検します。

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