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CVTの点検をかねてフルードを交換
PLOWカスタマーサポート小関です
通勤車のミッションオイル交換です
コセキのスズキソリオってミッションに深刻な欠陥があって保証期間が10年に延長されてます
油圧コントロールバルブがダメになったり
インプットシャフトベアリングが剥離摩耗するそうで心配です
詳しくは「https://www.suzuki.co.jp/recall/car/2021/0701/」
不具合が出るまではミッション交換もしてもらえず壊れる日を待つだけです
10年以内に不具合が出てくれればいいんですが
死刑宣告を受けてその日を待ってる気分です
最近またフロントサスペンションスプリングが腐食して折れるって不具合が発表されました
それも折れたら交換します、そうで無ければ交換せず保証期間を10年に延長しますって内容
前に乗ってた日産ノートも同じスプリング折れ案件でリコールが出て
日産はスプリング交換実施対応をしました(折れてなくても)
リコール対応もメーカーによって違いますね、日産はユーザーを大切にしているのが分かります
今日はそんなミッションのコンディションを確認する為にオイルパンを外しました
金属粉が出ると内部のマグネットに吸着されたりストレーナに捕獲されるんですがさてどうでしょう
作業前にアンダーカバーを取外し外部洗浄をします
ホコリが内部に入らない様に細心の注意を払います
オイルパンはメタルパッキンなんで簡単に外れます
走行距離が12,000kmなんで全然綺麗安心しました
マグネットの金属粉は予想していたより少ないですね
ジャトコ製ミッションは幾度となく分解してますが
自分のミッションが一番綺麗でした
と言ってもパウダー状の微粒子は吸着されてます
オイルパンとマグネットの清掃完了
フィルターを交換します
邪魔な電動ポンプは撤去
スズキはCVTオイル無交換をうたってます(日産は定期交換を要求しています)
劣化しないオイルなんてないですから信じられないですね
フィルターも部品供給無しでビックリ!
同じジャトコミッションを搭載する日産ノートの部品を使います
去年交換したスペーシアも同じ部品使いました
外したフィルターはとても綺麗です
黒っぽいのはミッションオイルの色のせいですね
緑色のCVTフルードなのでこんな感じになります
ストレーナー網も綺麗ですがついでに交換します
最後にCVTフルードを注入
実は今回の作業はこのフルードに交換するのが目的
スズキ純正Green2は超低粘度でサラサラ系
潤滑性能より燃費を優先してるので怖いくらい粘度が低いんです
指でかき回しても、まるで水の様に指に絡まないです
こんなの入れてるからインプットシャフトベアリングがダメになるっじゃないかい?って心配になります
このアイシンCFB+はそれより粘度が高くて安心感があります
色も純正と同等の緑色な所もGood
作業を完了させ暖機状態でレベルゲージを確認
早速試運転を行いまいた
フィーリングに大きな変化はないですが
粘度UPしたCVTフルードを使っている安心が心地イイですね
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