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STIHL MS231C-BE エンジンかかるけどエンストする症状で福島県から持ち込みされました。

PLOW長岡店の柳です。STIHL MS231C-BEエンジンかかるけどエンストする症状で福島県から持ち込みされました。知り合いから譲ってもらったチェンソーでホームセンターで混合油を購入したそうです。

青い混合油が入っています。他社製のエンジンオイルでも使えるかもしれないですが実際にエンジンかからない症状やかかってもエンストする症状があります。最悪エンジン焼き付きすることもあります。まずは燃料を疑います。

タンクの底に木屑が入っていました。フィルター(ピックアップボディ)があるからと言って安心しないでください。フィルターを通過する微細な異物はキャブレターを詰まらせます。

燃料タンクを清掃してから工場内の燃料を補給すると正常にエンジン始動、アイドリング回転数安定しています。エンストせずアイドリングし続けています。吹け上がりも正常です。不適切な燃料によるエンジン不調でした。

次にエンジン診断をします。圧縮圧力を点検すると930Kpaでした。若干低いです。

スプロケット、ガイドバーは摩耗限界です。

マフラーを外してピストンを点検すると縦傷なし

シリンダーの吸気側も縦傷なし、他にも異常がないか点検します。

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