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Honda ホンダ HS1810Z 始動不能、セルが回らない故障診断
ホンダHS1810Z 始動不能、セルが回らない症状で出張修理に行ってきました。セルが回らない原因はバッテリー上がりでしたがキーをOFFにしてもパワーローリングシリンダーのモーターの動作音が鳴り続けるので過放電してしまったようです。パワーローリングシリンダーのカプラーを抜いて充電済みバッテリーにブースターケーブルをつないでエンジン始動させました。
お客様の訴えは、エンジン始動後ローリングスイッチを右側に押すと右側に傾くけど、レバーから手を離しても勝手に右側に動いて戻らない。初めての現象です。診断するとパワーローリングシリンダーを誤作動させる原因はパワーリレーでした。
リレーを交換すると正常に左右にローリングします。オーガハウジングを右側に傾けてレバーから手を離すと正常に止まります。キースイッチをOFFするとパワーローリングシリンダーの動作音もしなくなりました。不具合箇所が解消しました。
昨年も出張修理したときライトスイッチをONにするとヒューズが切れてエンストする症状で応急処置したままだったので
配線修理してワークライト点灯確認しました。経年劣化による故障はクルマ同様に起こります。1994年式の私のBNR32はイグニッションコイルが故障してエンジン不調になりましたがBNR34ダイレクトイグニッションにアップグレードして修理しました。https://plow-power.com/repairblog/repairblog-21713/
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