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STIHL 066W 修理依頼で岩手県から送られてきました。
PLOW長岡店の柳です。岩手県のお客様から送られてきたSTIHL 066Wです。エンジン焼き付きしてしまったそうです。地元の農機具店で修理不能と言われたそうです。過去にMS660W修理履歴があります。https://plow-power.com/repairblog/repairblog-24077/
型式066W(ハンドルヒーティング付き) 製造年月1998年10月なので26年前のチェンソーです。排気量91.6cm3もあります。現行機種はMS661C-Mです。
混合比率を間違えてしまったのでエンジン焼き付きしたかもしれないとお客様に自覚症状あり、ピストンに深い縦傷があります。混合比率を間違えて薄くしたことが原因の他にもエンジンオイルの品質が低いこと、キャブレターから燃料漏れ、燃料系統の詰まりにより薄い空燃比になってエンジン焼き付きする場合があります。
シリンダーの吸気側を点検するとキレイでした。
キャブレターを点検します。木屑がびっしりついています。
キャブレターを取り外しました。walbro製
型式WJ67 過去にエルボー(白いプラスチック製部品)が割れて燃料漏れるので交換したことがあります。
漏れテストは正常でした。それでも26年前のキャブレターなので分解清掃をお勧めします。
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