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STIHL MS200 燃料漏れる。滋賀県から送られてきました。

PLOW長岡店の柳です。2019年4月に修理したMS200(左側)と知り合いから譲り受けたMS200(右側)滋賀県から送られてきました。まずは燃料漏れるというMS200(左側)から診断開始します。前回修理したMS200はピストン、シリンダー、タンクハウジングを交換しました。地元の農機具店でグロメット(燃料ホース)が劣化しているが部品供給終了しているので修理不能と言われたそうです。

キャップを開けると燃料ホースのグロメットが外れています。

前期型のMS200に後期型のタンクハウジングを取り付けるためにリヤハンドルのホースを通す穴を大きくする加工して取り付けました。これは昨年020でも同じ修理をしました。過去記事はこちらです。https://plow-power.com/repairblog/repairblog-50043/

ホースが短いのでコネクターでつなぎました。

リヤハンドルを取り外しました。燃料ホースは確かに劣化しています。固くなってから燃料タンク内部圧力が高くなった時に押し出された可能性があります。ホース交換が必要ですが国内に部品供給は終了しています。

前回社外品のホースを使ったことが早期劣化してしまった原因のようです。STIHL純正エンジンオイル使用しているそうなのでオイルによる劣化はないと思います。他社製エンジンオイルはホースを溶かしたり、弾力性が失われてちぎれる故障が過去にありました。

スプロケットも摩耗しています。

スターターを取り外しました。横置きエンジンは木屑が溜まりやすいです。

スターターの裏側です。

アニュラバッファにひび割れがあります。部品がないから修理不能です。は当店には通用しない。部品は日本国内になくても海外にあります。可能な限り純正部品を使って復活させます。

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