REPAIRBLOG修理ブログ

PLOW長岡店の柳です。STIHL MS261の修理見積もり、受注しました。キャブレターを点検します。ZAMA製　型式C1Q　機番S178

漏れテストは正常でしたが

メタリングダイヤフラムを外すと粉状の異物が出てきました。

コントロールレバーが基準よりも高いです。（燃料供給増）その他インレットニードルバルブが摩耗するとレバーが高くなります。アイドリングできずエンストした原因は燃料供給量が多くてプラグがかぶり失火してエンストしたと診断します。

スクリーンフィルターにわずかに異物あります。

インレットニードルバルブはわずかに摩耗しています。

リミッター付きキャブレターは専用工具で取り外してからL，Hスクリューを取り外します。良い子の皆さんはマネしないようにお願いします。

インレットニードルバルブを交換してコントロールレバーを基準高さに調整します。これで適正な燃料供給量になります。

組み上がったら漏れテストをします。正常です。

デコンプバルブ清掃したので圧縮圧力を再点検すると1,050Kpaに上がりました。

ピックアップボディも交換します。

正常にエンジン始動、アイドリング回転数2,850rpmで安定、吹け上がりも正常です。暖機運転後キャブレター調整しました。絶好調になりました。修理完了です。