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STIHL 084AV エンジンかからない故障診断
PLOW長岡店の柳です。「修理ブログ」を見たという宮城県のお客様から送られてきたSTIHL 084AV スパークしない症状です。
点火系統の故障でもっと多い故障は、1.スパークプラグ 2.イグニッションコイル 3.プラグキャップ、プラグコード 4.フライホイール
型式084AVEQ 製造年月1991年11月なので32年前に製造されました。STIHL最大排気量122.0cm3の超大型チェンソーです。現行機種はMS881になります。
本当に点火していないのか?テスターを使って点検すると正常に青白いスパークを確認しました。地元の販売店で見てもらったときは点火していなかったのか?テスターを使わないで点検したのか?たまに誤診することがあるスパークプラグがかぶっていることを点火していないと診断してしまった可能性があります。
燃料を補給してエンジン始動しました。アイドリング回転数が高いです。吹け上がりも正常です。しかしエンジンかかるけどすべて正常とはこの時点では分かりません。
チェンオイル吐出確認しました。オイルポンプは正常です。
不具合箇所1.タンクベントホース劣化、破損
不具合箇所2.スターターロープ摩耗
圧縮圧力を点検すると880Kpaでした。やや低いです。デコンプバルブを押さなくてもケッチンを喰らいませんでした。デコンプバルブを清掃すれば高くなるかもしれません。
マフラーを外してピストンを点検すると凄くキレイです。
シリンダーの吸気側を点検すると薄い縦傷がありますがこの程度なら異常なし、続く
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