REPAIRBLOG修理ブログ

PLOW長岡店の柳です。STIHL 064AVEQWのカバープレート（カバーワッシャー）を取り付けるためウォームギヤを加工して取り付けます。

右側がクラッチ焼き付きにより溶けてしまったウォームギヤです。もともとこの機体にはカバープレートが付いていなかった可能性が高いです。

新品のウォームギヤのブッシュがはみ出ているので

平ヤスリで面一まで削りました。

裏側から仮組みするとウォームギヤとクラッチドラムがピッタリ嚙み合っています。クラッチが繋がると（クラッチシューがクラッチドラムの内側を押しつける）ウォームギヤがオイルポンプを駆動してチェンオイルを吐出します。アイドリング回転数ではクランクシャフトに直結しているクラッチASSYが回転していてウォームギヤとクラッチドラムはフリー状態になり回りません。

クラッチASSYを機体に取り付けます。

それでもE-クリップを付けると溝にはまらないのでスプロケットを少し削って調整しました。リムスプロケットに交換すれば加工なしで取り付けできるかもしれません。