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PLOW長岡店の柳です。DOLMAR　ドルマー109の中古品を購入したお客様から持ち込みされました。エンジンかかるけど点検依頼です。

入っていた燃料でエンジンかかりましたが徐々に回転数が下がってエンストしました。何回やっても同じです。アイドリング回転数を維持できない現象です。

スパークプラグを外してシリンダーの排気側を点検すると縦傷があります。

圧縮圧力を点検すると960Kpaでした。低いです。

マフラーを外してピストンを点検すると薄い縦傷があります。

シリンダーの吸気側に深い縦傷があります。エンジン焼き付き確定です。

シリンダーの排気口にカーボンが堆積しているので低品質なエンジンオイルが原因です。他社製の低品質なエンジンオイルは燃焼するとカーボン付着します。そのカーボンははがれてシリンダーとピストンの隙間に入って研磨剤の役目をして縦傷ができます。この機体を修理するためにはピストン、シリンダーを交換しないと直りません。