REPAIRBLOG修理ブログ

プラウカスタマーサポート小関です

世間はゴールデンウィークですがPLOWは営業中です

この時期は除雪機の格納整備がたくさん入庫します

梅雨時期の高温多湿環境が来る前に必ず整備をお願いします

なぜかというと金属が錆びだす前に整備が必要だからです

ホンダHSM1380iです

オーガを取り外しメンテナンス中

ハウジング内部の塗装がきれいに剥がれていますがまだサビは発生していません

地肌が出た金属は錆びやすく一度錆びると地肌を侵食します

サフェーサーを塗布後上塗りします

オーガ軸もサビサビ

もちろんフランジ接合面も錆びてます

この部分、除雪中に大きな負荷がかかるので必ずグリスアップ

フランジを取り外したオーガ軸

油分がありません

HSM世代はまだいいですが旧型のHSハイブリッドはキー1本でフランジと接合しているので

グリスアップしていないとこの部分がボロボロになります

最終的にはキー破断と軸の溝部分が割れてしまいます

オーガ軸が刺さる部分も油分ナシ

ブッシュが摩耗しています

オーガボルト穴も摩耗して穴が伸びているので溶接で埋めて穴を開け直します

これだとボルトが折れやすくなっちゃいます

色々手間のかかる除雪機整備は秋以降とても整備台数が増えます

お預かり日数もかかり降雪に間に合わなくなることも多々発生します

早めのご依頼をお願いいたします