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STIHL 032AV キャブレター調整完了したがチェンオイルが出ない 故障診断
PLOW長岡店の柳です。STIHL 032AVの完成間近です。目立てをしてからキャブレター調整をします。
エンジンは絶好調に吹け上がりますがチェンオイルが全く出ません。前回の始動確認したときはオイルが出ていました。
故障診断を開始します。チェンオイルが出ない原因は、1.オイルが入っていない。2.タンクの中に木屑が溜まってフィルターが詰まっている。3.タンクベントが閉じたまま固着してタンク内部が負圧になっている。4.オイルポンプが詰まっている。故障している。5.ウォームギヤが破損している。6.ガイドバーのオイル通路が詰まっている。
まずはタンク内部を点検するとキレイです。
ピストンロックをしてクラッチを取り外します。
ウォームギヤは異常なし、028AV SUPER,028AVSEQと同じ設計です。
タンクベントを探します。スタッドボルトを取り外しましたがありませんでした。
インパルスホースの下にタンクベントを発見しました。エアーガンでバルブ清掃します。シュッと軽く圧縮空気を吹き付けるとスーッという空気を吸い込むような音がしました。
クラッチを取り付けてエンジン始動するとチェンオイルが出てきました。故障原因は3.タンクベントの動作不良でした。
ガイドバーとソーチェーンを取り付けて再確認しました。ついに試し斬りして修理完了です。
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