毎月1日はプラウの日。お買い物でポイント5倍が貯まります。さらにLINE連携で3%OFFが実現!PLOW MEMBERS登録はこちらから
月別アーカイブ
カテゴリー
ブログ内検索
STIHL 021C 2台目診断
PLOW長岡店の柳です。STIHL 021C 2台目の診断開始します。
チェンオイルと燃料を補給して正常にエンジンかかりました。アイドリング回転数2,800rpmで安定しています。最高回転数13,000rpmまで回りましたが基準値12,500rpmよりも高いです。過回転になる原因として1.燃料系統が詰まっている。2.二次空気を吸い込んで薄い空燃比になっている。どちらもエンジン焼き付きになる危険な状態です。
ハンドルモールディングが割れています。
プライミングポンプも割れています。
エアーフィルターは清掃されています。
スパークプラグを点検すると正常な色をしていますがカーボン付着があります。
圧縮圧力を点検すると910Kpaでした。やや低いです。正常なエンジンは1,100~1,200Kpaあります。
マフラーを外してピストンを点検すると縦傷はなし、しかし排気口にカーボンが堆積しています。
シリンダーの吸気側を点検すると縦傷があります。エンジンかかるけど軽度のエンジン焼き付きしています。
エンジン焼き付きを防ぐために他社製のエンジンオイルを使っている方はSTIHL純正エンジンオイルを使ってください。できてしまった縦傷は消えません。シリンダーとピストンを交換しないと本来の圧縮圧力に回復できません。当店に入庫するチェンソーのエンジン不調や始動不能の原因は他社製の低品質なエンジンオイルを使ったことによる故障が多いです。当店ではSTIHLチェンソーには必ず純正エンジンオイルを使ってくださいと説明しています。HPスーパーまたはHPウルトラをお勧めします。
修理動画のご案内
「修理ブログ」を発展させた、高度な「修理動画」を”Youtube プラウチャンネル”で展開中です。ご自身で修理を行いたい、機械の内部構造を知りたいなど、多くのご要望に対し「修理動画」と言う形でお応えしたいと思います。
◎「修理動画」一覧ページはこちらから。