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STIHL MS250C-BE エンジンかからない修理完了
PLOW長岡店の柳です。南魚沼市のお客様から持ち込みされたSTIHL MS250C-BEエンジンかからない症状です。修理見積もりを連絡して受注しました。すべての部品が入荷しましたので修理開始します。
スパークプラグBPMR7A、スライド、エアーフィルタを交換します。
フィラーキャップ、ピックアップボディを交換します。
カバー、スプロケットを交換します。カバーを外したついでに清掃しておきます。
ニードルケージにグリスアップします。
組み上がりました。燃料を補給してエンジン始動すると思いましたがかかりません。マフラーから燃料が出てきています。
燃料供給過多の原因はキャブレターです。取り外しましたがH側リミッターが割れていました。
漏れテストはNGです。圧力をかけてもすぐに針が下がってしまいます。
分解するとポンプダイヤフラムが膨張しています。経年劣化しているので交換します。
燃料供給過多の原因はコントロールレバーの高さが高過ぎるからです。レバーの位置が高いと燃料増量、低いと減量します。
インレットニードルバルブ(左側)が摩耗しているので交換が必要です。
コントロールレバーの基準高さは水平です。
消耗部品を交換して組み上げました。漏れテストをして正常なことを確認しました。
キャブレターを取り付けました。プライミングポンプ、ホースなどがあるので複雑な取り回しです。MS261C-Mのようなプロ機の方がシンプルな設計で好きです。
スターターロープを引いて2回目で初爆があり、3回目ですぐにエンジン始動、暖機運転してからキャブレター調整しました。アイドリング回転数2,800rpm、フルスロットル14,000rpmまでスムーズに吹け上がります。絶好調なエンジンに生まれ変わりました。STIHL MS250C-BE修理完了しました。
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