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工進発電機GV9i エンジン不調整備

プラウカスタマーサポート小関です

工進のインバータ発電機GV9iの整備依頼品が到着

症状は「エンジン始動後過負荷警告が点灯、オイル消費が速い」

早速検証作業開始

エンジンを始動したところ聞き覚えのある音がします

シュシュシュシュと弱弱しい音

「アレだね」ってすぐに分かります

回転数も規定回転数に達する前にどんどん低下します

これじゃー発電量が減って過負荷警告がでて当然

だめですね

症状から排気系の詰まりが濃厚なのでスパークアレスターを点検

カーボンで詰まって真っ黒です

排気ガスが通れない状態ですね

内部の網も詰まってます

排気口もカーボンが溜まってます

この網は工進のサービスサイクルで3か月または50時間ごとの清掃が指定されています

この網は詰まりやすく詰まるとエンジンがオーバーヒートします

酷い場合はピストンが溶けます(簡単に溶けます)

とても重要な部分ですが清掃をしていない機体が不調でしばしば入庫しますが

手遅れのケースが多いんで困りものです

ヤマハも同じタイプの網を装備しているので同様にメンテナンスが必用です

清掃が完了したスパークアレスター(防爆網)

カーボンはブラシで清掃しただけでは取れません

ガスバーナーで丁寧に焼き切るのが一番ですが

バーナー持ってない人は部品を交換してください

清掃したスパークアレスターをマフラーに装着し試運転

絶好調に作動します

900Wの負荷を接続しテストしての回転降下は起きません

焼付く前に整備できてよかったです

 

 

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