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マキタ MEM2300U エンジンかからない故障診断
PLOW長岡店の柳です。マキタMEM2300Uエンジンかからない症状で持ち込みされました。早速診断開始します。
入っていた燃料でも抜き替えてもスターターを何回引いても始動しません。
スパークプラグは乾いたままです。やや白く見えるのは空燃比が薄く燃焼温度が高過ぎる傾向です。キャブレターが完全に詰まっているかダイヤフラムが張り付いている様です。
圧縮圧力点検すると800Kpaでした。低いです。
マフラーを外してピストンを点検すると縦傷はありませんでしたが排気口のカーボンがかなり堆積しています。低品質なエンジンオイルを使っているとカーボンができやすくなります。
シリンダーの吸気側に深い縦傷があります。エンジン焼き付きしています。低品質なエンジンオイルを使っているか水分を含んだ劣化燃料を使うと吸気側に縦傷ができやすくなります。
燃料系統が詰まると薄い空燃比になります。燃焼温度が高温になってエンジンが焼ける(過熱)エンジン回転数が急に高くなるので作業者は異変に気付く人もいると思います。ガス欠になる直前と同じような現象が起こります。
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