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STIHL MS201TC-M 作業中に突然スプロケットカバーが外れる。修理完了
PLOW長岡店の柳です。長岡市内のお客様から持ち込みされたSTIHL MS201TC-Mです。お客様の訴えは、作業中に突然スプロケットカバーとソーチェーンが外れる。という症状です。初めての事例です。他店購入した機械ですが喜んで修理させていただきます。
単純にナットの締め付けトルクが弱くて緩んでしまったのか、部品に不具合があって緩んだのか診断します。
スタッドボルトのねじ山に異常なし
カラーナットのねじ山 表側は正常に見えますが
裏側からよく見るとねじ山が損傷しているようです。
お客様に相談してスタッドボルトとカラーナットの両方交換する方が安全で確実なので了解していただきました。まずはスタッドボルトを交換します。ロックタイト強強度を塗布して締め付けます。
スプロケットカバーのカラーナットを専用工具を使って取り外します。
11.0mmのドリルでカラーナットのフランジを削って取り外します。意外にも初めての修理なので慎重になります。
取り外し成功しました。
新品のカラーナットを専用工具を使って取り付けます。
カラーナット交換完了しました。
最後に試し斬りして確認OKです。35.2cm3の排気量でもM-Tronic搭載機のため鋭い吹け上がりに驚きます。
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