REPAIRBLOG修理ブログ

PLOW長岡店の柳です。STIHL FS22　エンジンかからない症状で持ち込みされました。かなり古いです。

刈払機もチェンソーと同じ２サイクルエンジンオイルが故障原因の上位になります。

燃料を補給してスターターを引いてもエンジンかかりません。

カーボン堆積してマフラーが詰まる。蜂がマフラーの中で巣を作って始動不能もありますが

カバーを外してエンジンに直接キャブレタークリーナーを注入してスターターを引くと爆発しました。点火系統は正常ですがエアーフィルターがボロボロです。劣化したエアーフィルターはエンジンに吸い込まれてしまいます。

圧縮圧力点検すると1,080Kpaありました。正常値ですが

マフラーを外してピストンを点検するとカーボンが凄く溜まっています。

ピストンを点検すると縦傷はありませんでした。

しかしシリンダーの吸気側に深い縦傷がありました。エンジン焼き付きしています。

低品質なエンジンオイルはエンジン寿命を縮めてしまいます。STIHL製品には純正２サイクルエンジンオイルHPスーパーやウルトラをお勧めします。もちろん他社製品にもお勧めします。