REPAIRBLOG修理ブログ

PLOW長岡店の柳です。今日は晴れていますが凄く寒いです。岐阜県のお客様から送られてきたSTIHL 020の修理中です。エンジン焼き付きしているのでこれから分解します。

ピストンの排気側です。深い縦傷があります。

吸気側です。下側に深い傷があります。

ピストンの裏側です。低品質なエンジンオイルを使うスラッジ（カーボンとオイルが混ざったもの）が付着しています。

シリンダーの排気側です。ピストン同様に深い縦傷ができています。燃焼室に大量のカーボンがついています。他社製の低品質な2サイクルエンジンオイルはエンジンに深刻なダメージを与えてしまいます。STIHL純正２サイクルエンジンオイルHPスーパーやウルトラはエンジンを強力に保護します。

シリンダーの吸気側にも縦傷があります。

↑をマフラー側に向けてピストンを組み付けます。

ピストンを組み付けたら

エンジンオイルを塗布してシリンダーを取り付けて規定トルクで締め付けます。明日完成を目指します。