毎月1日はプラウの日。お買い物でポイント5倍が貯まります。さらにLINE連携で3%OFFが実現!PLOW MEMBERS登録はこちらから
月別アーカイブ
カテゴリー
ブログ内検索
STIHL MS230C-BE チェンオイルが出ない チェンオイルが漏れる 故障診断
PLOW長岡店の柳です。修理ブログを見た!という岩手県のお客様から送られてきたSTIHL MS230C-BEです。お客様の訴えは、1.チェンオイルが出ない。2.チェンオイルが漏れる。
まずはキャップの清掃をします。このように木屑がついたままキャップを開けるとタンクの中に落ちてフィルター詰まりの原因になります。
エアーブローするかブラシで清掃してからキャップを開けてください。
燃料を補給してエンジン始動、回転数を上げてもチェンオイルは全く出てきません。
一番簡単なバルブ(タンクベント)を清掃してみます。
エアーフィルターも凄く汚れているので
清掃しました。
再テストしましたがチェンオイルがクラッチドラムの下側から漏れてきました。
Eクリップ、ワッシャークラッチドラム、ニードルケージを取り外しました。この時クラッチドラムが異常に硬くてやっと取り外しました。ニードルケージの潤滑不良が原因と思います。
ピストンロックをしてクラッチASSYを取り外しました。クラッチASSY、ワッシャー、ウォームギヤに変形や破損はなし
何とオイルポンプが削れています。硬い異物を巻き込んでしまったようです。オイルポンプ、エンジンハウジング交換が必要になります。お客様に相談します。
修理動画のご案内
「修理ブログ」を発展させた、高度な「修理動画」を”Youtube プラウチャンネル”で展開中です。ご自身で修理を行いたい、機械の内部構造を知りたいなど、多くのご要望に対し「修理動画」と言う形でお応えしたいと思います。
◎「修理動画」一覧ページはこちらから。