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STIHL MS461-R エンジン焼き付き修理 始動確認まで完了

PLOW長岡店の柳です。MS461-Rの部品が入荷したのでエンジン分解します。ピストンの排気側です。縦傷なし、非常にキレイです。

ピストンの吸気側です。スカート部に摩耗しています。それとピストンリングの上側が黒く焼けています。

シリンダーの排気側です。薄い縦傷があります。あと燃焼室のスパークプラグの回りにカーボンが付着しています。STIHL純正2サイクルエンジンオイル以外のオイル使用によるカーボン発生、カーボンがシリンダーとピストンの間に入り研磨剤の役目をして縦傷ができる場合があります。他に考えられる原因は、低負荷運転をするとシリンダー内部の燃焼温度が低いためにカーボンが発生する故障事例があります。

シリンダーの吸気側です。こちらの方が傷が深いです。

ピストン、シリンダーを交換します。

専用工具を使ってピストンを交換します。STIHLチェンソーはエンジン焼き付きしても修理しやすいです。高額修理になりますが直す価値があります。

シリンダー取付完了

規定トルクで締め付けます。

キャブレターを取り付けます。

ピックアップボディ交換、エアーフィルター交換、スパークプラグ交換します。

ハンドルを取り付けました。

エンジン始動確認、明日ガイドバー、ソーチェーンを取り付けて修理完了です。

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