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STIHL MS201C-M エンジン焼き付き修理 エンジン分解から始動確認まで

 

PLOW長岡店の柳です。出張修理から戻りました。昨日のMS201C-Mの修理の続きをスタートします。

シリンダーを取り外しました。縦傷が凄いだけでなくピストンに穴が開いています。圧縮圧力が0だった原因はこれですね。ピストンの破片がクランクケースに落ちていました。慎重に取り出しました。フルスロットルでガス欠したのが今回の故障原因です。高負荷、高回転、エンジンが高温状態でいきなりエンストするとエンジンに致命傷のダメージになります。

シリンダーの排気側にも深い縦傷が刻まれています。

ピストンの→をマフラー側に向けて組み付けます。

シリンダーを組み付けます。

規定トルク10.0Nmで締め付けます。

ここから一気に組み立てます。ピックアップボディ交換、スパークプラグ交換します。

燃料とチェンオイルを補給してエンジン始動確認しました。アイドリング回転数、フルスロットルも正常です。

あとはM-Tronicの診断をして修理完了です。ギリギリ年内に完成しました。

 

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