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STIHL 023C エンジンかからない故障診断

PLOW長岡店の柳です。香川県のお客様から送られてきたSTIHL 023Cです。現行機種はMS230C-BEです。
燃料タンク内部は凄くキレイです。
燃料を抜き替えてエンジンかかりました。しかし最高回転数が11,000rpmしか回りません。正常なエンジンはは14,000rpmも回ります。
1997年9月製造なので23年前のチェンソーです。
プライミングポンプが割れていますがエンジン始動するためにはポンプが壊れていてもエンジンかかります。
スパークプラグは社外品がついていました。純正品はBOSCH WSR6F またはNGK BPMR7Aです。
圧縮圧力点検すると6.8barでした。低過ぎです。
マフラーを外してピストンを点検すると新品みたいにキレイです。
しかしシリンダーの吸気側を点検すると縦傷があります。
故障原因は、
1.水分を含んだ燃料を使った。
2.劣化燃料を使った。
3.エアークリーナーから異物を吸い込んだ。
4.低品質なエンジンオイルで混合した燃料を使った。可能性が高いです。

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