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ホンダの刈払い機UMK425Hがエンジン不調で入庫しました

今年の４月に販売した機体で何度かお客様とお電話でやりとりしましたが解決せず奈良県より送っていただきました

到着後、症状を確認すると

アクセル開度70％以上でエンジンが吹けなくなり止まります

低中速は問題ありません

圧縮圧力、点火火花はOK

燃料系統が原因のトラブルですね

点検時、プライミングポンプを押すと戻ってくる速度が遅いのに気づきました

これって、燃料フィルターからキャブレターを経由するライン不具合

早速燃料ストレーナを確認するとご覧の状態

汚いですね…、４カ月目とは思えない

ストレーナ内部をチェックするとやはり詰まってます

矢印の部分に細かな金属の網があるんですが白っぽい異物で詰まってます

フェルトもダメです

ストレーナを交換しましたが症状は完治しません

キャブレター内部もダメージありますよ

やはりストレーナを通過した汚れがキャブレター内のメッシュフィルターに詰まってます

キャブレターの分解洗浄とストレーナ交換作業で無事正常動作するようになりました

今回の原因はお客様が注入した燃料が原因の燃料供給系汚損

各部フィルターが詰まった為、低中速では何とか流用は確保できていますが高速で足りなくなりエンジンが止まってしまったんです