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共立ブランドのスパイダーモアAZ852F、新品納品準備です

スパイダーモアは納品前に特定部位の分解給油が寿命に大きく影響します

なので納品前ですが分解整備をします

オーレックSP852FのOEM機ですが、兄弟の中で一番カラーリングがカッコいいと思います

本家オーレックの色彩感覚は否定しませんが…、圧倒的にこっちがイイ

今回のお客様はSP850最初期型（ハンドル左の解除レバー無しタイプ）からの買い替えです

旧型からの進化したポイントはエンジン

新型は４サイクルエンジンに進化しています、環境対策ですね

排気ガスレベル低減と燃費削減に絶大な効果があります

すみません、写真がさかさまです

このエンジン、４サイクルガソリンエンジンですが潤滑方法は混合燃料による潤滑

ホンダのGX35みたいにオイル交換は必要ありません、２サイクルエンジンの様に混合ガソリンを使用します

キャブレターはついにあのHDAをやめて、ZAMAのC1Qになりました

早速分解整備開始、本日夕方がタイムリミット、深石店長が納品に行きます

ベルトカバーを取り外しテンショナーアームを整備します

２本のアームを貫通するボルト

これを取り外します

はい、外れました

ボルトの首やスラストワッシャーはドライ状態ですね

ブッシュもドライ

スパイダーモアはこの部分がガタガタに摩耗します

必ず新品時にグリスを塗布し、その後も定期的にグリスアップをしたいですね

私はいつもこのグリスを使ってます

本来はブレーキカップ用ですが極圧添加剤配合で水分に強く潤滑能力も高いので最適

この他にも機体寿命を延ばすための重要箇所が何カ所かあります、それらを順に整備して納品準備は完了します

無事納品準備が完了です