REPAIRBLOG修理ブログ

常連のプロ業者さまよりの依頼品　ハスクバーナT425　ヽ(ﾟ◇ﾟ )ﾉ

症状は：ソーチェーンオイルが出ない　ヽ(;´Д｀)ノ

 

確認すると確かに出ません。

早速診断です、タンク内部汚損なし、ストレーナOK。

ん～、原因はポンプかホースしか無いですね。

って事で吸入側ホースのリークテストをします。

これ凄く重要なんですが点検しないメカニックの人、いますよね。

タンクベントの点検も重要です、圧力計は必須工具です。

今回は機密性とベントの作動は正常です。

これ、T425のクラッチ。

ベースとなったゼノアのG2551Tとはクラッチが違いますよね。

なのでハスク用のクラッチOFFツールが必用です。

＊ゼノアのこがるはプラグレンチで外せるんですが…

小さい六角形のが今回使う工具。

スパークプラグを外しピストンロックツールを挿入してクラッチを取り外し。

こんな感じで取れました　ヽ(ﾟ◇ﾟ )ﾉ

これ、ドラムです。

スプロケット部が摩耗してますね。

ハスクバーナですがオイルポンプは当然ゼノアの刻印有。

下のが新品。

故障部品はポンプ本体ギヤを指で回すとゴリゴリ　∑(ﾟДﾟ)

ウォームは無事なので内部で問題がおきてますね。

珍しい状態です。

組みあがったT425、正常にオイルが出る様になりました。