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【除雪機】本日2台目の除雪機整備 ホンダ「HSS1170i」 ハイブリッド機
ホンダハイブリッド除雪機の点検整備のご依頼 (ノ´▽`)ノ
HSS1170iです、長期休眠で始動不能 ヽ(`Д´)ノ
ガソリン入れてもダメです…
早速点検。
エンジンカバーを外すと中身はこんなです。
すでにガソリンの劣化した香りが「ぷ~んっ」 Σ(゚д゚;)
臭いぞ。
バッテリー交換を行いセルは快調。
HSS1170iはハイブリッド機ですがエンジンはスタンダードなGXV390 (ノ゚ο゚)ノ
圧縮と点火はOK、原因はキャブですね。
開けるとこんなです。
このエンジン、キャブの底に電磁ソレノイドが付いてて始動時にソレノイドの針が引っ込みます。
この個体は通電しても動きません ヽ(`Д´)ノ
これ、フロートボルト件、ソレノイドが開閉する穴が空いていてガソリンの通路になってます。
これじゃーガソリンが通りませんな (−_−#)
まずは始動不能の原因が判明です。
その後、ハイブリッド機点検。
ECUに記憶されているデータを読み出し、故障履歴を確認。
故障履歴には「バッテリー電圧低下」が連発。
総稼働時間は482分(8時間) ((((((ノ゚⊿゚)ノ
3年で8時間って年間2.6時間しか…
使わな過ぎも問題ですね。
生データをモニターするとシフトレバーアングルセンサーの出力値が異常値。
出力推移はOKなのでゼロ点調整を実施します。
高いった微妙なズレは診断システムが無いと確認困難です。
それにしても、オーガスイッチを押した回数が154回って。
そのうち私が点検で20回ほど押してます。
エンジンのメカ部分に長期休眠の後遺症がありますが、ハイブリッドシステムにはセンサー値のズレ以外問題無し。
各部のリフレッシュを行う事にしました。
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