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【過去記事】STIHL チェンソー 015AVエンジンかからない修理完了
プラウ長岡店の柳です。
エアークリーナーを外してキャブレタークリーナーを注入してリコイルロープを引くと爆発しました。点火系統は正常です。
次に圧縮圧力を点検すると、約9.8Barあります。圧縮は正常なので修理可能です。
マフラーを外してシリンダー内壁とピストン点検します。大事に使われていたようです。縦傷はなく正常です。
故障診断した結果、燃料系統が故障しているためエンジンかからない状態です。修理見積もりしてお客様に電話しました。GO!サインいただきましたので修理を進めます。
キャブレターはWalbroウォルブロ製、型式HDC、機番17B、分解清掃してダイヤフラム、ガスケット交換します。
燃料ホース、フィルターは部品供給あるMS210.230用を流用します。燃料タンクにグロメットがぴったりフィットします。
キャブレター分解するとメタリングダイヤフラムが破れていました。
機体クリーニングしながら組み立てていきます。
STIHL015AVはリコイルスターターを外さないとキャブレターが外せない構造のため、011AVよりも少し面倒です。
燃料フィルターが大きくて入らないため、ホンダUMK425のフィルターに変更しました。
チェンアジャスティングスクリューとポールはMS170用を流用しました。
組み立てからなぜかスパークしないので原因を調べるとプラグコードとターミナルが劣化して断線していました。
組み立てて再始動せず、初期爆発のみでプラグがカブります。またしてもキャブレター分解してコントロールレバーを高さ調整して組み立て、やっとエンジンかかりました。このHDC型は非常に特殊なキャブレターで微妙な調整が必要でした。
キャブレター調整してアイドリング回転数2,800rpm.最高回転数12,000rpm控えめに調整しました。
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