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【過去記事】STIHL チェンソー 011AVエンジンかからない修理完了
プラウ長岡店の柳です。
プラウのブログを見た!という山口県のお客様からSTIHL011AVと015AVが送られてきました。
まずは011AVから故障診断します。
エアークリーナーを外してエンジンに直接キャブクリーナーを吹きつけてリコイルロープを引くとエンジンかかりました。点火系統は正常に機能しています。
圧縮圧力を点検します。9.0Barあります。正常です。
次に、マフラーを外してシリンダー内壁とピストンを点検します。傷なしOKです。シリンダーの冷却用フィンが汚れています。
清掃しやすいように分解しました。エンジンが焼き付きしていないので修理可能です。お客様に見積もりしてGO!サインいただきましたので修理を進めます。
エンジンかからない原因はこのキャブレターです。
Walbro製、型式WT、機番29
ドライバーの先を注目してください。インレットコントロールレバーが摩耗しています。
インレットニードルバルブ右側に摩耗限界のオレンジラインが出ています。
燃料ホース、ピックアップボディは現行機種の部品に交換しました。
その他、スパークプラグ、タンクベント、燃料キャップパッキン、チェンオイルキャップパッキンを交換しました。
昭和60年5月製造です。
最後にキャブレター調整します。
アイドリング回転数2,800rpm.最高回転数13,000rpmに設定しました。エンジンのかかりがよく、軽快な吹け上がりです。
次はSTIHL015AVを修理します。
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